韓流ドラマはなぜに面白い?

韓流ドラマ


日本で韓流ドラマが大好きな人はそれなりにいらっしゃると思います。
時代物、現代物、どちらもファンの方いますよね。
そこで、なぜ韓国ドラマが面白いのか、その理由をいくつか考えてみました。

長編ドラマが多くストーリが多彩

韓流ドラマのストーリーは100話前後は当たり前で日本の大河ドラマでも敵わないほど長編です。
昔、日本では「赤いシリーズ」が何年も放送されましたが、面白いシリーズは最近なぜか少ないですね、これは日本の風潮でしょうか。

韓流ドラマは複雑な人間模様で作り込んでおり、序章は幼少時代から始まり、成人に達した頃から本筋に入ります。
ドラマにもよりますが、幼少時代は貧しい中にも家族愛があり、逆境に耐えながら生きています。
また、幼少時代の男女の別れと再会、この展開は各ドラマで共通のものが多いものの、なぜか惹かれてしまいます。
その後はドロドロ・・・。

つまり、騙しと裏切り、嫉妬、愛、傷害と殺人など、喜怒哀楽がこれでもかというほど続きます。
特に恋愛では初恋、純愛、三角関係は当然として離別と再会など変化に富んでいます。
全編観るには根性が必要ですが・・・。

日本のドラマは短編が多く起承転結のスピードが速いのが特徴で、多忙な方には好まれますがじっくり内容を味わうという点では韓流に分があります。
ここでじっくり楽しむのが良いのか、短期に結論を急ぐのと比較しにくいのですが、管理人はじっくり楽しみたいほうです。

韓流の時代物なら、王の誤解による投獄や拷問、流刑に処されたりします。また、妃の降格や暗殺計画などの展開もあります。しかし、裏切られても信じ抜く描写があります。

ストーリーの人間関係が複雑

韓国ドラマの場合は、主要な登場人物が複雑に絡むことが多く、露骨なイジメ嫉妬、妨害、罠、仕返しなどがが何度も繰り返されます。
愛情表現は日本人よりもストレートなことが多く、そこが飽きない点なのかと思います。また、ドラマによっては驚くほど繊細な描写もあります。
愛と親子の愛情などは日本のドラマより多くの時間を割いているように思います。

一方、大半の感情表現は日本人よりもワザとらしくオーバーですが、逆に喜怒哀楽がハッキリしていてわかりやすい点がプラスになっています。

知らない俳優(男優・女優)が多い

韓流ドラマを観ていると、複数のドラマに同一俳優が登場しますが、それでも日本の俳優よりは情報が少ないです。例えば、日本の俳優なら、ニュースや週刊誌等でその存在を頻繁に目にしますので、情報量は韓国俳優の比ではありませんね。

時代ドラマの歴史が珍しい

日本の場合、時代物なら戦国時代が主に舞台となります。
例えば、尊敬する織田信長公、豊臣秀吉公あたりの超有人や各名武将が取り上げられます。しかも、ある程度歴史に忠実に制作されるため「もう知っている」傾向になります。韓国の場合は大雑把な歴史は知っていても、詳細までは知らないことが多いため、興味津々で観てしまいます。

感情表現が日本人と異なる

日本ドラマで表現される感情の描写傾向は、物静かで我慢強く、喜怒哀楽は少ないほうです。そして愛の表現は韓国ドラマがストレートで、感情エネルギーは日本人の150%はありそうな感じです。その辺は視聴者にわかりやすいと思います。

美男美女の存在

韓国ドラマの主役級の俳優は美男美女揃いです。
ここは素直に日本ドラマより凄いと思います。

韓国の芸能界では成形手術が当たり前と聞きますが、「成形で美しくなるのは善である」ということなのでしょうか。日本では「成形手術は悪」という風潮にあり、親からもらった体にメスを入れるのはタブーだと考えるのだと思います。そういえば、「韓流」っていつごろから流行したのか気になり調べてみました。

2003年(平成15)頃から始まった,日本における韓国大衆文化の流行現象。映画・テレビ-ドラマ・音楽などの流行についていうが,料理・言語・文学などにもその影響は及んだ。韓流(かんりゆう)。

引用:三省堂 大辞林
https://www.weblio.jp/content/%E9%9F%93%E6%B5%81