藤澤五月選手|女子カーリング

カーリング

藤澤五月選手のプロフィール

出身地:北見市常呂町
ニックネーム:さっちゃん

生年月日:1991年(平成3年)5月24日(2018年現在 26歳)
身長・体重:156cm/58kg
血液型:O型
性格:両親の話によると、小さい頃から負けず嫌い

勤務先:保険代理店「(株)コンサルトジャパン」
所属チーム:ロコ・ソラーレ(LS北見)【スキップ】担当

藤澤五月選手の父親は長野オリンピックの最終候補選手でした。
5歳の時に長野に一緒に行き、カーリングをしたことがきっかけと言われています。
ジュニア時代はステイゴールドⅡに所属。
カーリングの他には、水泳やマラソンも得意としています。
ロコ・ソラーレの鈴木夕湖選手とは”はとこ”の間柄になります。(父親同士がいとこ)

2007年:北海道北見北斗高等学校に入学
2008年:日本ジュニアカーリング選手権優勝。
2009年:日本ジュニアカーリング選手権優勝。(この頃は天才と呼ばれる)
2010年:長野県を拠点とする中部電力カーリングチームに入部。スキップを務める。
中部電力の佐久営業所に勤務しながらカーリングの創生メンバーとなる。
2011年:日本カーリング選手権で初優勝となり、以降4連覇する。
2013年:日本代表決定戦で北海道銀行チームに敗戦し、ソチ五輪出場を逃す。

2013年当時、チームを引っ張る絶対的なスキップを目指しましたが、そのプレシャーからミスを招くようになり、試合でも精彩を欠いたことで、「このままカーリングをやっていて良いのだろうか」と自身を責めるようになりました。
自信を失いかけ時のことを、こう振り返っています。

スキップというポジションは弱みを見せてはいけないと自分に言い聞かせていた。
私がやらなければ・・・。
自分ではメンタルが弱いと分かっているのに誰にも助けを求められなかった。

その後、2015年の日本選手権では6位となり予選落ちをしてしまいました。

このままで五輪に辿り着けるのか・・・
さらなる成長を果たせるのだろうか・・・

2015年4月:意を決して中部電力を退社。

失意の日々が続く中、本橋選手から「もう既に始めているよ~」「北見に帰ってくれば」と声がかり、「自分を求めてくれる人がいる」と感激し、LS北見で一からやり直すことを決意。

2015年5月:「LS北見」に加入。
2016年:日本カーリング選手権大会で優勝。
2016年:世界女子カーリング選手権大会で日本初の銀メダル。
2017年2月:札幌冬季アジア大会カーリングで銅メダル。
2017年9月:の平昌オリンピック代表決定戦で中部電力に勝利し、オリンピック出場確定となる、

LS北見ではスキップ=司令塔となる。
過去の「メンタルの弱さ」を克服するためメンタルトレーニングを行うことによって、次第に「弱みを見せられるようになった」そう。

本橋選手の影響力について

・一緒に氷の上にいるだけでチームを支えてくれていることが話す言葉から伝わってくる。
・自身の思っていることを全部わかってくれているので、辛い時でも目を合わせただけで落ち着ける大きな存在。

平昌五輪でのエピソード

・平昌五輪では、韓国戦後に「アニョハセヨ~」と笑顔で報道カメラに語りかけたことで話題になり、韓国の東亜日報新聞では「男心を狙い撃ち」と掲載されるなど人気急上昇となる。
さらに、韓国の五輪スタッフなどにも呼び止められ写真撮影を行うほどの人気を得た。
・選手村の鈴木選手との同室内ではアロマを焚いており、鈴木選手も「幸せな気持ちだった」と語っていた。

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