京都橘高校吹奏楽部 2018ローズパレードを見て思うこと

京都橘高校吹奏学部|オレンジの悪魔 ローズパレード 吹奏楽

2018年にアメリカ カリフォルニア州 パサディナ市で行われたローズパレードは、世界で何億人もがマス・メディアを含めて観ているというビッグイベント! 沿道には100万人が詰めかけたとか。そして、このローズパレードには京都橘高校吹奏楽部の総勢200名がアジア圏代表として参加しました。

マーチングの距離は8.8kmで、この距離を歩くだけでも疲れますが激しいステップに加えて連続の演奏ですから超ハードだと思います。日頃から鍛えていないと故障者が続出しそうです・・・。

場所は変わって、グランドでの演奏は観客を魅了し、盛大な声援とスタンディングオベーションをもらっていました。橘の演出も素晴らしく、飽きさせない振付が見事です! オモチャの兵隊さんがピコピコ動くような愛らしい動きが観客の視線をさらっていました。また、オレンジゴジラがユーモア溢れる動きで登場するシーンもウケていました。

グランドでの演奏後は、外周に移動してマーチングのスタートです。観客席の前では、ここでもスタンディングオベーションで歓迎されていました。さて、隊列の編成はどうだったのでしょうか?気になったので数えてみると、なんと!横10列×20列でした。

各パートごとの人数を数えてみました

各パートごとの人数を数えてみることに・・・。

ドラムメジャー:トップ1名、セカンド2名
フラッグ(国旗1名・高旗横弾幕:4名):5名
トロンボーン:21名
トランペット:26名
ホルン:14名
ユフォニアム:8名
パーカス隊:20名
スーザホーン:9名
サックス:26名
クラリネット:25名
フルート:14名
後列カラーガード:13名
合計:184名
※200名には少し不足していますが、この行進に参加できないメンバーさんがいたかもしれません・・・。
確か怪我をされたカラーガードさんと、オレンジゴジラの2名が抜けていたのかもしれません・・・。

人数を数えながら身震いをしてしまう

トランペットだけでも26名!この人数だけでも小規模なバンド全員に値します。京都橘高校吹奏楽部の場合、ローズパレードに2012年と2018年の2回出場しています。

実はローズパレードは一度出演すると、最低でも5年は出場できない規定があるとか。つまり、2回続けての出場は奇跡に近いのではないでしょうか。しかも、この両方に参加したメンバーがいらっしゃるなどとは驚きです!

メンバーの年齢差は2012年の卒業生と2018年の1年生では8歳異なります。2012年当時に高校3年生だったメンバーと小学校4年生のメンバーが一緒に参加しているようなものです。恐るべき橘の年齢層!卒業したメンバーは橘を誇りに思い、これからもずっとサポートしていくのでしょう・・・。

ローズパレードの様子は永久保存版にしたい!

さて、現地での演奏時にはどれほどの音圧があったのでしょうか?(橘の200名の音圧って想像できます?)
パレードは横に10名並んでいたので、最前列から最後列までの距離は70mを軽く超えているように思います・・・。

演奏メンバーは他パートの音がかなり小さな音に聞こえたに違いありません。あるいは、観客の声援にかき消されたかもしれませんし・・・。

そういえば、全日本マーチングコンテストに出た部員が、「周りの音が聞き取りにくかった」と証言しているように、一人で吹いているような感じなのでしょう。

そこで、他愛もない案ですが、全体を2分割して大きなバンドが2つ繋げたような配置にするのはいかがでしょうか。そうすることで、各パートの音が混ざり合い、音がまとまって飛んでくるように思えるのですが・・・。

実は、前述した考えを改めました。ローズパレードの様子をじっくり見てみると、きっちりまとまっていました。しかも、橘吹奏楽部の音圧は他の高校よりも大きいと言われていますので、今回も相当大きな演奏音だったと思います。
(いわゆる、美爆音)

動画で確認すると、観客のずっと後ろからでも演奏音がきちんと収録されていました。200名の美爆音はどんな音だったのでしょうか?

ローズパレードで注目したい110度カーブ

ローズパレードのコースには名所と呼ばれる110度のカーブがあります。実は、そこをどのように乗り切るかが重要な見せ場になっており、マニアには注目度の高い場所でもあります・・・。2018年のこの地点の演奏曲はスーパーマリオでした。各パートの1~2名が曲に合わせてピョンと数回ジャンプするところが観客の印象に残ったことでしょう。(素晴らしいアイデアだと思います)

一般的にマーチングの隊列を崩さずに進行角度を変えるには、内側のメンバーは小刻みの歩幅移動で、外側のメンバーはかなり速い速度で重心を低くしながら移動しなくてはなりません。今回のローズパレードでは10列で110度カーブですから、外周メンバーはマラソン選手のように駆け足で移動しています。パーカス隊のスネア4連を持っているメンバーはバランスを取りながら移動していますね!さぞかし緊張したと思います。

有名な大きくターンする(マリオターンと呼ばれる橘のターンが見もの)を過ぎたあたりから Sing Sing Sing”で、文字通り期待以上の沿道の大盛り上がりに日本人としても誇らしくもなるし、参加した生徒さんOGさんも感動ものだっただろう。

あらためて横が何人いるのか、縦も後尾のガード隊に至るまで何十メートルもあるだろうから、マーチングや演奏もかなり大変だったと思う。年末に渡米して、大谷君がいるロスアンジェルスエンゼルスのアナハイムのエンゼルススタジアムの駐車場でTコーチの表現だと「死ぬほどの練習をした」とのこと。
引用:昼は会計、夜は「お会計!」

「今年正月のROSE PARADE 2018 の京都橘高校GREEN BANDが主催者動画が公開」
https://ameblo.jp/kaikeisys2012/entry-12414842287.html?frm=theme

因みに110度カーブを上空から見ると以下図をご覧ください。
明らかに直角よりも角度がありますね!日本なら峠の急カーブのような感じです。

13:50あたりから110度カーブに入ります。
この様子を近隣のビルの上階から見ている観客は感激してキャーキャー言っています。(別動画で発見しました)
OH!MY GOD! ここでのマーチングを見ると、管理人は感激して涙が出てしまいます・・・。

上の動画の左端に見えるメンバーが次期ドラムメジャーさんです。実は、2015~1019まで5代連続ドラムメジャーさん達が先頭にいます!
右端のグリーンバンド(緑)旗を掲揚しているのが2019年(116期のドラムメジャーさんです)
国旗掲揚+ステップは見ていて気持ちがいいものです!
一般的には国旗を持ちながら行進するメンバーはただ歩くだけのはず・・・。京都橘吹奏楽部の場合は堂々とステップを踏んでいました!

後半、sing sing singの演奏がスタート(15:10あたりから)すると、大きな歓声がメンバーを包むように沸き起こります!これぞ、アメリカンパワーですね!