中高生吹奏楽|ブラスバンドの記憶

吹奏楽

遥か昔(100年も昔ではありませんが・・・)、小学生時代にピアニカに憧れて「鼓笛隊」と呼ばれるサークルに参加したのをきっかけに、中学時代にはブラスバンド部に入部しました。担当を希望したのがアルトサックスパートで、初心者の私がみっちり仕込んでもらったのが行進曲「美中の美」です。

練習は、譜面を前にして私の隣に上級生が座り、私の演奏をじっくり見守るといいう図で行われました。まだ、十分な基礎も無い私は、懸命に指を動かしても満足に演奏できません。先輩からもらうのはポカリと頭にくらう愛の鞭のゲンコツです。この激励でよく泪を流したものです・・・。

練習の日課は、ロングトーンから始まりパート練習を行い、それから合奏でしたが、ほとんど上級生たちの演奏を聴いているだけといったものです。

アルトサックスは、薄い竹で出来ているリードを吹くことで音がします。
購入したばかりのリードは、強く吹かないと音がしづらいため、リードをナイフで削り薄くしたものを使用していました。
この作業は必ずしていました。多分、大人のプレーヤーはそのようなことはしていないと思いますが、不明です。

そうこうしながら1年が経過すると、さほど難しくない行進曲なら吹けるようになりました。
楽器は面白いもので、一定レベルを超えると不思議なくらいスムーズに演奏できるようになります。

当時の演奏曲はマーチ王と呼ばれた「スーザー」作曲の行進曲が主でした。
これらは吹奏楽部の方なら誰でも知っている鉄板曲ですね。

・国民の象徴
・士官候補生
・錨を上げて
・ワシントンポスト
・星条旗よ永遠なれ
・エルキャピタン(エルカピタン)
・双頭の鷲の旗の下に
・旧友
・勝利の父

もう少しあったように思いますが、思い出せません。笑

高校でもブラスバンド部に所属しましたが、地区コンクールが無い時代だったため出場しておりません。
公的な行事は、年1回の大行進祭に参加して約4キロの行進のみでした。これ、土地柄ですね・・・。

現在の日本で行われているマーチングスタイルはで様々な動きを行いますが、昔は前列と左右の間隔を気を付けながら歩くだけのものでした。列の交差はしたか記憶が飛んでおり、思い出せません。
いや、思い出しました。ちゃんと交差しましたね。一人筒交互に・・・。

近年、全日本マーチングの出場校を見て心底驚きました!
何が凄いかという点は、別記事にしたいと思います。

ご訪問頂きありがとうございました。