京都橘高校吹奏楽部の定期演奏会は毎年12月に二日間開催されますが、もはや、ファンの間では伝説化しているかもしれません。なぜなら、一般的なイベントと異なり、全ての関係者が3年生に感謝を思い、送り出す最高のお別れの演奏会だからです。また、ファン向けの内容もあるため、公演内容が濃いと言われています。
当日、演奏会に行けたファンは、オレンジの悪魔たちの笑顔で元気になり、美しい爆音に勇気をもらい、お別れのシーンで感激してしまうのです・・・。
①なんでこんなに入場券が入手しにくいのだろう
2018年の入場券は、発売開始からわずか1分で売り切れてしまいました!おそらく、ローズパレードでの活躍で世界的に有名になったのだと思います。遠方のファンなら有給休暇や宿泊計画をしながら入場券を購入すると思うのですが、なんせ、入場券が入手出来なければ全てが水の泡となってしまいます。今回はどれほどの人々が落胆したのでしょうか・・・。
②プログラムの構成が斬新
定期演奏会に入場出来た方は本当にラッキーだと思います。あの生徒たちが通った校舎やグランドを見ることが出来るかもしれません。そして、会場に入ると、いよいよ圧巻のステージが開幕するのです・・・。
一部:座奏によるシンフォニック・ステージ
・クリスマスのハンドベルで開幕。
・内藤淳一先生作曲の「素敵な夢を叶えよう」を井谷一美先生指揮で演奏。
・クリスマスプレゼントタイムがあり、1・2年生は演奏を続けて3年生がプレゼントを配りました。
・小休憩を挟んで二部へ
二部:ポップ・ステージ(赤のブレーザーに白のスカート)
・3年生のメンバー紹介時は担当楽器やフルネームがアナウンスされる。(休憩時間を挟んで三部となります。)
三部:マーチング・ステージ
全体を通して、メンバーたちの「美爆音」が楽しめます。
③退場時は部員達の演奏で送り出してくれる
お客さんの退場時は、1・2年生は曲を演奏して見送り、3年生は笑顔いっぱいの見送りとなります。(恒例というか、伝統)これ、ヤワなお客さんなら感激の涙で帰れなくなるとか・・・。そう思っても「立ち止まらないでください」と係から声がかかるので進まざるを得ないのです。後ろ髪を引かれますねぇ~
④OGたちのチームワークの良さ
裏方さんたちは113期、114期のOGたちが主流となってテキパキと動いており、進行をスムーズにしています。その姿を見ながら、京都橘高校吹奏楽部を支えている底力を感じてみてはいかがでしょうか・・・。
⑤言うこと自体がタブーだけど、動画撮影が出来ないことが残念
いやいや、こんな当たり前のことを言うと怒られますね!
入場は有料なんですから演奏会の内容をSNSなどで公開されてしまうと、有料の意味が無くなります。そもそも、管理人は入場料を3000円にしても良いと思っているわけですから、入場客の動画撮影に関しては述べてはいけなかったのです。
橘の前校長先生もブログ記事で、定期演奏会は撮影禁止なので画像は載せれませんと公言しておりました。
実は、定期演奏会の様子は、昼は会計、夜は「お会計!」さんのブログ記事が素晴らしく、読みながら演奏会をイメージしてみてください。
10年前(2008年)の第45回定期演奏会はTV番組「よゐこ部」とのジョイントコンサートだった
そういえば、10年前(2008年)の定期演奏会には「よゐこ部」とのジョイントコンサートがテレビ放送されました。「よゐこ部」のメンバーは、TBSアナウンサー「吉竹史(サックス)」、「浜口優(パーカッション)」、「有野晋哉(ピッコロ)」の3名。
実は2008年の京都橘高校吹奏楽部は全日本マーチングコンテストで金賞を受賞しています。残念なことに、当時のコンテスト動画が見あたらないのですが、「よゐこ部」の動画を見つけましたので紹介します。吹奏楽のメンバーも随所に出演していますので見応えがあると思います。↓
https://www.youtube.com/watch?v=_Dbqt0Pah8M
https://www.youtube.com/watch?v=BAB8JsefQK4
https://www.youtube.com/watch?v=wVikuqTs4Q8