京都橘吹奏楽部では毎年12月に定期演奏会を開催しています。
開催場所は京都橘高校敷地のフェスティバルホールで最大1,000名ほど収容できるそうです。
座席表の引用：京都橘中学校・高校座席表図から
2018年12月の定期演奏会では、チケット発売開始からわずか1分で全座席が売り切れになりました。1分というと、チケットを買うためにトップページを表示させ、文字を読むだけで終わってしまう時間です。それが悔しいのなら、購入ボタンの直前まで事前に表示させておき、あとはクリック連打という流れが勝利への道なのかもしれません。
全体で何席が売り出されたかは不明ですが、高校の吹奏楽チケットとしては驚愕の紛争戦と言えるでしょう。橘はホント人気有り過ぎですね！
もしかして、「座席数が少ない？」と疑問に思いましたので、数えてみました。
添付図は京都橘中学校・高等学校ファスティバルホール座席番号表を参考に、収容人数を表示したものです。その結果、一階と二階の座席を単純に合計すると1,020席になりました。
図を見ながら、最前列の2列は空席にする可能性が高いので、座席数は少し減ると思います。また、当日の会場内は音響要員や、その他の使用目的である程度の座席が埋まる可能性が高いため、全席解放にはならないと思います。そうすると、残りの約700席が一般開放でしょうか・・・。
つまり、チケットの1,000円は安すぎではないでしょうか！
高校生だから高額料金は取るべきでないとほとんどの方が思うと思いますが、なんせ、すぐに売り切れるのなら、もう少し料金を上げて、差益は吹奏楽部の楽器購入、部員達の遠征費の一部に使用するのが妥当ではないかと思ってしまいます。
では、チケット料金はいくらなら妥当なのか？・・・。
感覚的に3,000円程度ならいかがでしょうか？
今時、ちょいと食事をしただけでも数千円はあっという間に飛んで行ってしまいます。それに、オレンジの悪魔たちなら3,000円出してもまったく惜しくはありません！
因みに、ダフ屋なるブローカーが最高4万円で販売するほどの人気校です。何が何でも観たい方は購入したに違いありませんが、ファンならそんな金額を出すのなら寄付をするべきでしょうか・・・。
さて、チケットを3,000円で販売した場合の差額合計（2,000円×700名＝280万円）は、楽器5～6本の購入費用に使用できますし、遠征費としても貴重な財源となるハズです・・・。
え？高い？
哀しいかな、高い安いと言っても見に行けないほどの人気校なんですよ～・・・と管理人は嘆いています・・・。
