Fender JazzBass 60sのネック調整

Bass

今回、フェンダージャズベースの中古を購入しました。


全体的に傷がほとんどなく、フレットもしっかり残っていたので長く使えそうです。
(写真はまだボディを磨いていないので、指紋がついています・・・)
弦高が高目になっており、ネックを眺めてみると捻じれは無く、少し順反り傾向でした。弾いてみると12~18フレットりにビビり音が発生したので順反です。もしかすると、フェンダーに多いと言われているネックのハイ起きの可能性も考えました。

詳細をお話ししますと、1フレット目を抑えながら最終フレットを抑えて、7フレット目の弦高を見ると約1ミリの隙間がありました。そこでネックを外してからロッドを閉めました。(時計でいうと12時から6時ほどです)

弾いてみるとビビリ音は無くなり、最終フレットに至るまできちんと鳴っているのでOKです。
前述同様に7フレット目の弦高はほとんどなくなりました。ハイ起きも無さそうです。

その後、弦高調整では4弦を約2mm、1弦を約1.5mmにしてからオクターブ調整をしました。
一度弦を緩めてから、ネックの汚れやフレットを磨き、再び弦を張って終了です。
ペグの遊びも無く、チューニングも安定です。

自分はフィンガー弾きが多いので弦高はこんなものか、様子を見てもう少し高くしようかとも思っています。

楽器としての完成度は、そこそこ合格ではないかと思います。
上には上がありますが、まずは愛着をもって使ってみたいところ・・・。