本橋麻里選手のプロフィール
出身地:北見市常呂町
ニックネーム:マリリン
生年月日:1986年(昭和61年)6月10日(2018年現在 31歳)
身長・体重:160cm/57kg
血液型:A型
好きな食べ物:パン、柿
好きな言葉:時は金なり、人生一度きり
性格:粘り強い
既婚
所属:NTTラーニングシステムズ(株)
所属チーム:ロコ・ソラーレ(LS北見)主将で【リザーブ】担当
1998年頃:12歳で常呂町の小栗裕司さんに誘われてカーリングを始める。
2001年:第9回北海道ジュニアカーリング選手権で3位。
2002年:第10回日本ジュニアカーリング選手権で優勝。
2004年:世界選手権7位。
2005年:チーム青森の一員として活躍、日本選手権では、2006年から5連覇する。
2006年:19歳でトリノ五輪に日本代表チームとして出場、7位となり「マリリンフィーバー」を引き起こす。
2010年:バンクーバー五輪では8位。「カー娘」のヒロインとして人気沸騰。
2010年8月:「同じ故郷の仲間と一緒にまたチームを組む」と宣言し、地元でカーリングチーム「ロコ・ソラーレ(LS北見)」を結成する。「お互いの弱さを補い、強さをたたえることが出来ること。しっかり他者に興味を持ち、何でも言い合えるチームを目指す」とゼロから中長期スパンでのチーム作りを開始した。
2014年:バンクーバー大会への出場は叶わず、「マリリン大粒の涙」と話題なる。
英断によってリザーブを担当
日本のトップレベルプレーヤーにも関わらず、チームでは「リザーブ=補欠」を選択するという英断をしました。
カーリングは、リード、セカンド、サード、スキップの4つの役割がありますが、このほとんどを高レベルでこなせるのは本橋選手だけだっため、最強のリザーブとして控えることこそチームに安心感を与えるという意味で必要だったのです。
それは、現役選手の立場ではかなりの葛藤があったはずですが、見事、2016年の世界選手権を前にリザーブに転向しています。
平昌五輪で気を配ったところ
・選手達に緊張や不安を見せないこと
・選手達をリラックスさせ、的確なアドバイスを行うこと
・大舞台だったので、助け過ぎず、助けなさ過ぎずを意識すること
・与えられた仕事をしっかりすること
与えられた仕事をしっかりすること
・もぐもぐタイムではスイーツの準備などを行う
・午後11時からの公式練習では、石を黙々と投げて「ナイト・プラクティス」の役割を果たした。
ナイト・プラクティスとは
夜中にストーンの調整をすること。個々のストーンは滑り・曲がり具合の癖が異なるため、事前テストを行い見極める必要があり、誰がどの石を使うかを決定するのです。
チームについて思うこと
・ロコ・ソラーレの勝利は、試合に参加した5人ではなく、創部メンバーだった馬渕恵さん・江田茜さんを含めた7名。
・1人1人がしっかりしていて連携が出来ており、愛情深いチーム。
・このチームの良さは最後まで「ポジティブ」なところ。
エース藤沢選手について思うこと
・試合やオフでも葛藤や苦しそうな時があったが、素直に表現し、それをチームが支えられた。
・頼もしいスキップ。
銅メダルが決まる直前に感じたこと
・イブ・ミュアヘッド選手が投げた瞬間に相手コーナー内でザワザワしていたので、ストーンがラインより少し外れていると思ったが、どうなるのだろうと心配だった。
・第10エンドの8投目についてイブ・ミュアヘッド選手のインタビューによると、「もう少しストーンが曲がっていたらメダルがとれた」と語った。
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