様々な媒体を見ていると、22日の悪質タックルは殺人タックルとも呼ばれていることが分かった。しかも、翌日に開催された日大側の記者会見も、準備不足や謝罪会見が何たるかを全く理解していなく失敗例の見本だという酷評も見られる。日大には危機管理学部があるが存在の意義が全く見られない。
「M選手の会見は、謝罪のお手本として記憶に残り、日大の会見は、史上最悪の会見として歴史に刻まれる」
きっと、これを天と地とでも表現するのだろう。
しかし、今や海外に今回のニュースが取り上げられ、日本のフットボールは低レベルだと烙印を押されることになると、将来のオリンピックにも不穏な影を落とすことに・・・。
それはそうとして、まず、確実に解決しなければならないことがある。
監督はM選手に潰す(怪我をさせる)指示を出していないのか
M選手の記者会見では、監督やコーチの言葉とそれを受けた認識をハッキリ述べている。しかし、コーチや監督は否定はしているものの具体的な内容は濁しており、ブラックに近いグレーだ。
これは噂だが、元日大アメフト部員の話によると、日大が「潰す」というのは100%、「怪我をさせる」ということらしい。こう考えると、家族がスポーツ部に所属しなくて良かったとホッとしてしまうほどだ。
週刊文春からの炸裂砲が近い
週刊文春の取材班が入手した14分に及ぶ音声テープには、関学大との試合後に行われた内田監督への囲み取材の音声が収録されていた模様です。
「やっぱ、今の子、待ちの姿勢になっちゃう。
だから、それをどっかで変えてやんないと。
練習でも試合でもミスをするなとは言わないですよ。
ミスしちゃだめよ、反則しちゃダメよというのは簡単なんですよ。
中略
内田がやれって言ったってほんとにいいですよ、全然」
【悪質タックルについて】
あのくらいラフプレーにならない。Mはよくやった思いますよ。
関学大の監督が話した「あれで試合を壊された」を聞いて、「よく言うよ、何年か前の関学が一番汚いでしょ」
この音声が事実だとすると、あのプレーを認めていることになり、同時に指示した可能性も高くなるのではないだろうか。
日大監督やコーチの辞任で幕引きを狙っているのだとしたら、それは大きな間違いだろう。世界が日本のアメフトに対する信頼が極端に落ちつつある今、注目している人々の納得する真実を語らなければならない。